パラリンピアンとは

パラリンピック競技大会に出場経験のある選手、元選手の総称です。IPC(国際パラリンピック委員会)も使用している言葉であり、IPCが年3回発行している公式マガジンのタイトルは「The Paralympian」です。ちなみに、オリンピック競技大会出場経験者は「オリンピアン」と呼ばれ、日本ではNPO法人「日本オリンピアンズ協会(OAJ)」が活動しています。

日本パラリンピアンズ協会(PAJ)とは

日本パラリンピアンズ協会とは、パラリンピックに日本代表として出場した経験のある選手有志による選手会です。2003年に発足、2010年2月12日に法人格を取得し、一般社団法人となりました。パラリンピアンズ同士が繋がり、国内外のスポーツ団体、アスリートたちと連携しながら、「Sports for Everyone」、誰もがスポーツを楽しめる社会の実現に向けて活動していきます。

PAJがめざすもの

  • 「Sports for Everyone」。障害の有無にかかわらず、誰もがスポーツを楽しめる社会の実現に向けて活動していきます。
  • 競技種目、障害の違いを超え、パラリンピックに出場経験のあるアスリート同士の結びつきを強めていきます。
  • パラリンピックに出場した経験を持つアスリートたちが自らの経験を生かし、さらに自らの能力を高めることで、パラリンピアンとして社会に貢献していきます。
  • 国内外を問わず、様々な立場のアスリートとのつながりを深めていきます。オリンピック選手(オリンピアン)や海外のパラリンピアンなど様々なアスリートと協力して、スポーツのすばらしさを伝えていきます。
  • パラリンピックについて正確な情報を共有し、パラリンピアンの役割を認識し、正しい情報を発信していくよう努めます。  
  • パラリンピック選手、そしてスポーツ全般への支援、共感、協力の輪が広がることを願い、活動していきます。選手が安心して競技に打ち込める環境を整えるため、広く社会に働きかけていきます。

中期経営計画 2016-2021

パラリンピック、パラリンピアンを取り巻く環境が劇的な変化を見せる中、日本パラリンピアンズ協会ではこれを自らの組織の役割をあらためて見つめ直す機会ととらえ、中期経営計画を作成いたしました。

 

日本パラリンピアンズ協会 中期経営計画(2016年5月)
2016_PAJ中期計画.pdf
PDFファイル 1.1 MB