PAJメールマガジン
第4号 2010年10月1日発行
日本パラリンピアンズ協会 理事 佐藤真海
(アテネ・北京/陸上)
皆さん、こんにちは!
PAJメルマガ第4号担当は、日本パラリンピアンズ協会理事
佐藤真海です。
理事の中で20代は私だけなので、若さと(?)ネットワークを駆使して
パラリンピアンの活動に貢献するべく邁進しております!
今後、皆さんと一緒にパラリンピアンによるパラリンピアンのための
活動を広げていくのが楽しみです。どうぞよろしくお願いします。
さて、今回は、私がこれまでPAJの活動として中心となって関わって
きたことについて簡単にご紹介したいと思います。
●北京、バンクーバーパラリンピック壮行会(兼パラリンピック普及
イベント)
●TOL協働イベント@ナショナルトレーニンセンター
(TOL-オリンピックに出場した女性の会)
●ヤクルトスワローズとの協力による神宮球場での「パラリンピック
選手応援デー」
●JADAアスリート委員(2008年~2010年3月まで)
●JOCアスリート専門委員会 オブザーバー出席
これらについて全部書いていくと、長くて読んでいただけなくなるの
で、二つに絞ります!
①アンチ・ドーピングの活動について
私は「JADAアスリート委員」として、09年にアンチ・ドーピング先進
国であるノルウェーにアウトリーチ活動の視察に行く機会がありまし
た。ここで一番驚いたのは、「ドーピングに対する意識」の違い。
日本では、「アンチ」「~してはいけない」という感じで、「尿検査」
や「居場所情報の提出」において強いストレスを感じる方も多いと思い
ます。
しかし、ノルウェーでは、「ドーピングしてはいけない」ではなく、
「クリーンな選手であることを証明するんだ!」という捉え方が
トップアスリートのみならず、地域のクラブチームやフィットネス
センター等にまで広がっていたことに驚きました。
物事は捉えようですね! 「ついうっかり」の甘さが通用しない世界
ですので、皆さんもパラリンピアンとして自覚を持って前向きに立ち
向かいましょう。(私も朝6時に家に抜き打ち検査が来た時にはさすが
にまいりましたが・・・笑)
②「オリンピアン」との共働事業について
やはりこれに限ります!オリンピアンと一緒に汗すること。これはと
ても大きな力です。
行政においては確かに大きな壁がありますが、「アスリート同士」の
ネットワークはとても強いものであり、必ずやここから未来に繋がっ
ていくものと感じています。
JOCとアスリート委員会による日本のスポーツ発展に向けたいくつかの
プロジェクトなど、とても勉強になります。学びたいこと、パラリン
ピアンに活かしたいことの宝庫です。
協会だけでなく、オリンピックで活躍した元選手がそこに加わること
で、より現場に則した形が出来ているのだろうと思います。
オリンピックに出て終わり、そこだけがゴールではないこと。
このこともパラリンピアンが見習っていくべきことですよね!
もちろん現役の間には、出来る範囲のことを。でもみんなが少しずつ
でも力を合わせれば出来ることがたくさんあるはずです。
これまでの3人の理事も書いてましたが、PAJは参画型ですので、ドシ
ドシご意見や情報をお寄せください!
まぁこんな堅苦しいことはさておき、私は他競技の方とお話すること
が大好きです。気づきと刺激をたくさんもらえます。また、お目に
かかれる機会を楽しみにしております!
以上
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【報告事項】
●パラリンピック第1回のローマ大会から今年で半世紀です。
●9/7(火) JOCアスリート専門委員会に、PAJから河合と佐藤が出席。
・ハイチのアスリート支援へのチャリティや募金活動への参画
・オリンピアン、パラリンピアンが学校に出向いてオリンピズムに
ついてやアスリートとしての体験を子供たちに語る授業が開始される。
その事前研修に、PAJ理事からも3名出席予定。
●9/12(日) 「国際スポーツ東京委員会」主催、
障害者スポーツ普及・啓発イベント
『感じるパラリンピック写真展~挑戦者たち~』開催
パラリンピアンからは、 新田佳浩選手、太田渉子選手、 大日方
邦子選手、上原大祐選手、佐藤真海選手がトークショーに参加しました。
(予定)
●10/14(木)18時~ スポーツ仲裁シンポジウム開催 (京王プラザホテル)
「アンチ・ドーピング活動と仲裁による紛争解決」について、基調講演
とシンポジウムがあります。
(参加無料。但し、事前申込が必要です →
http://www.jsaa.jp/sympo/sympo7.html から)
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『挑戦者たち -二宮清純の視点- 』 更新
http://challengers.tv
会長の河合純一のインタビュー、第五回が更新されています。
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日本パラリンピアンズ協会
東京都渋谷区恵比寿南1-18-2 ●NPO法人STAND内
TEL.03-5773-4705 FAX.03-5773-4747
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