PAJメールマガジン
第20号 2011年6月2日発行
日本パラリンピアンズ協会 理事 佐藤真海
(アテネ・北京/陸上)
PAJ会員の皆さま、こんにちは。
月2回ペースで更新中のメルマガ「6/1号」は、佐藤真海(陸上)が担当させていただきます。
先週末、東京にて日本パラリンピアンズ協会主催の募金活動が行われました(最後の報告に詳しく記載してあります)。
皆さんのご協力で集まった30万円を越える義援金は、被災した障がい者スポーツ関係者の支援に使われます。
私は、母校の宮城県気仙沼小・中学校の子供たちの支援を微力ながら行っています。
5月末に、集めたメッセージや文具、義援金を渡してきました。
まだ普通の暮らしもままならない状況の中ですが、子供たちは笑顔でした。
体育館や校庭が使えず、唯一のスイミングスクールも流され・・スポーツも満足にできませんが、狭いスペースや時間で工夫していました。
当たり前の生活、スポーツができる幸せを改めて噛み締め、こちらが背中を押されています。
話はガラっと変わりますが、先月無謀にもトライスロンにチャレンジしてきました!
トライアスロンの練習はしていないのでかなりバテバテでしたが、、
すれ違うアスリートや沿道の人たちのお陰でなんとか歩かずにゴールできました。
障害ある・なしにカテゴライズされない中、海を泳ぎ、自転車を漕ぎ、走り・・・
確かに過酷な競技ではあるかも知れませんが、ゴール後は最高の気分でした☆
情報までに、2016年リオパラリンピックから採用されるトライアスロンは、
スイム750m バイク20KM ラン5kmで、オリンピックディスタンスの半分だそうです。
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≪事務局より≫
河合会長からの情報提供です。
■「東日本大震災障がい者スポーツ義捐金」に向けての街頭募金活動
5月28日(土)に松屋銀座前をお借りして行われました街頭募金の報告です。
雨天の中、12~15時という短い時間でしたが、
「\301,506」という30万を超える善意をいただくことができました。
参加者は河合会長、大日方副会長をはじめ
水泳=鈴木孝幸選手、秋山里奈選手、木村敬一選手
アルペン=森井大輝選手、狩野亮選手、三澤拓選手、横澤高徳選手
アーチェリー=神谷千恵子選手
ハンドサイクルランナー=永野明選手
また、多くのボランティアスタッフも手伝ってくださいました。
今回松屋銀座さんには、正面入り口横のショーウィンドウ前という
大きなスペースを無償でご提供いただいたのをはじめ、
音響機材、JPCからお借りした競技写真パネルを掲示する自立式のボードの手配、
ステージ、控室(会議室)、関係者全員への昼食弁当の提供まで
あらゆるサポートをいただきました。
また今後も同種の機会があれば声をかけてください、とのありがたい言葉も
いただいております。
良いご縁が出来たということで今後もPAJとしてうまく活かすことが出来ればと思いま
す。
※以下参考まで、報道されている当日の様子です
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110529-OYT8T00069.htm
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110528/oth11052818050014-n1.htm
スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2011/05/29/kiji/K20110529000912070.html
共同配信記事(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/2011052801000497.htm
パラフォト
http://www.paraphoto.org/2006/?article_id=680
当日その他の画像
http://www.paraphoto.org/2006/?article_id=682
■「頑張ろう!チームニッポン」プロジェクトへの協力依頼
パラリンピアンからの動画メッセージの協力依頼が参りました。すでに会員の何名かは協力していますが、広く会員の皆さんにも呼びかけたくメルマガに記事を掲載することといたしました。
TEAM NIPPON http://www.teamnippon.jp/
興味をもたれた方はPAJ事務局までご連絡ください。
今回の東日本大震災の被災者支援を何かしたいと思っていながらなかなか参加できないでいた方など、パラリンピアンであるということがこれほどまでに生かせるチャンスはありません。スポーツで日本を元気にするためにも、是非ご協力ください。
《本件に関するお問い合わせ》
TEAM NIPPON事務局株式会社アンビションアクト内
担当:小林
TEL:03-3498-5522
E-mail:teamnippon@googlegroups.com
■「スポーツ基本法」が成立に向かっています
新聞報道などでご存知かとは思いますが国会において超党派のスポーツ議連により作成されたスポーツ基本法が議員提案で提出されることとなりました。
今国会中には成立する予定ですが、障害者スポーツにとってこの法律はどのような影響があるのでしょうか。
基本理念の中で障害者スポーツを特出していることからスポーツとしての法的位置づけを得られたといえるでしょう。しかし、多くの選手や関係者が望んでいたスポーツ庁の設置については今後の検討課題となりっています。つまり、引き続き文部科学省と厚生労働省という縦割り行政の中でs薄められることになります。スポーツ推進会議というものが設置されこれまで以上に関係省庁が連携をとっていくことになります。
来年にはロンドンパラリンピックが迫っていながら、このようなスピード感でよいのでしょうか。いみじくも今年は日本体育協会100周年です。そのような年に成立させる法律は我々にとっても意義あるものでなければならないと思っています。
不十分であると思われるところについては声をとどけていきたいと思います。
動きについてはメルマガを通じて連絡いたします。
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各種大会やスポーツに関するセミナーなどの情報がありましたら、事務局までお知らせください。
毎月1日・15日発行のPAJメルマガで紹介させていただきます。
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一般社団法人日本パラリンピアンズ協会
東京都品川区上大崎3-5-1 YKビル2階 目黒しょうの治療院内
TEL:03-6277-0160 FAX:03-5773-4747
http://www.paralympians.jp
pajoffice@yahoo.co.jp
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